工事を手抜きすることによってコストダウン

2011.12.02

コンクリート厚の他に問題になっているのは排水系統だ。理想的な排水のタテ管は、(1)トイレ、(2)台所、(3)浴室の3系統とされ、2系統でもタテ管につなげるヨコ引き管の長さが2m以下なら許容範囲とされている。ところが最近は、2系統でもヨコ引き管の長さが5m以上もあったり、ひどいのになると一系統しかなかったりするから驚く。排水系統が少ないとそれだけ排水不良を起こしやすい。トイレ、台所、浴室の排水を1本の配水管でまかなおうなんてどう考えても無謀。

[関連情報]
桃谷 賃貸
桃谷の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸

麻布十番 マンション
東京メトロ南北線(麻布十番)の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション

南福岡 賃貸
南福岡の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸

近鉄郡山 マンション
近鉄橿原線(近鉄郡山)の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション

東比恵 賃貸
東比恵の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸

油脂を含んだ台所の排水や毛髪を含んだ浴室の排水などが一緒に流れ込んだら、詰まるに決まっているのだ。そんな素人でもわかるようなことをなぜやるかといえば、工事を手抜きすることによってコストダウンをはかり、売れ筋の分譲価格を実現したいからだ。急落を続けた建築費は、いまや。バブル期の半値以下の坪50万円前後だが、これは内外装のグレードダウンに始まり、施工方法の合理化や下請け価格の圧縮など、切り詰めるだけ切り詰めた結果で、「もう何も削れない」といわれるほどだ。つまり、これ以上コストダウンをはかろうと思ったら手抜きしかないのである。工事の手抜きは、建築資材の節約になるほか、人手と日数の節約にも直結する。「品質は二の次、売れる価格が大事」と割り切れば、建築コストの面でこれは実に大きい。「いまはベランダと外廊下の防水なんて、やらないのが当たり前。屋根の防水もやらないことが多い。この間も、屋根はどうしましょう、って聞いたら、『そんなことやっていたら割りが合わない』って、上(ゼネコン)に怒られた」