「ペット禁止」を主張する側

2011.11.19

寝たきりだったおばあちゃんが犬見たさに起き上がるようになる。ろくに歩けない人が1時間もかけて3階から犬に会いたいと一生懸命歩いて降りてくるうちに、歩く歩幅まで変わってくる。怒りっぽかったおじいさんが柔和になる。ボケが治ってきた人もいる。このように、ペットは人間にとって大事なものだと言われるようになると、「ペット禁止」を主張する側のほうが冷酷だと言われたり、不利な立場に立たされかねず、たとえ規約に禁止と謳われていても、「まあ、おばあちゃんの楽しみを奪うのも気の毒だし、1代限りならいいか」などと見て見ぬふりをする管理組合は多い。

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だが、それはとんでもないまちがいであると私は思う。たとえば、ある人の犬はおとなしいし、気を遣って飼っているからいいかと許すと、もう片方に今度は同じ犬でも鳴き声がうるさくてしょうがないとか、ろくにシャンプーもしないで臭くてしょうがないといったケースが出てきたとき、困ったことになる。